おおぎやなぎちか、書きます! 

児童文学・俳句・日々を大切に

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『ぴっかぴかのいわこちゃん』嵩元知子ー日本新薬

幼年向け 第六回日本新薬こども文学賞受賞作です。 いわこちゃんは、まあるい岩の女の子です。岩ですから動けません。でも、いわこちゃんには、たくさんの友だちがいて、毎日だれかが遊びに来るのです。キツネ、ライオン、クワガタ。それぞれの会話が、名前…

末枯れ(うらがれ)

このように、葉の先やまわりが枯れ始めるのを「末枯れ(うらがれ)」といいます。「枯れる」は冬で、「末枯れ」は秋。 毎年使いたいなあと思いつつ、なかなか使えません。歳時記で例句をさがしましたが、これという句がない。難しい季語なのだなとも思います…

万歩計

以前もつけていたことがあったのですが、最近また始めました。万の桁になるのは、めったにありません。ふつうの散歩をしただけで、せいぜい6000歩くらいかな。そのほか、郵便局やなにやら歩いて用足しをして、やっと一度だけ、上の数字になりました。 ひ…

榠樝(かりん)

散歩途中で、たくさん落ちているカリンを拾ってきました。大中小。 カリンの後ろに瓶らしきものがあるのが、わかるでしょうか。これは一年前にハチミツに漬けたもの。飴色になっています。 今回漬けたもの。 喉にやさしい飲み物になります。 *カリンを広辞…

かめむし

このところ、続けて洗濯物にカメムシがついてます。 3ミリ程度の小さいものなのですが、この前は、大きいのも部屋の中にいました。匂いのある虫なので、やだなあ。春は花粉が飛ぶので洗濯物は出さないし、冬は加湿のために中干しにするし、(それに冬は日が…

水の秋ではあるのですが

いつもの散歩コースに、気になっている場所がありました。それは自動車学校の敷地内なのですが、歩いている道路からすぐのところに、ジャージャーと水が流れているところがあるのです。湧き水というより、地下水なのかなと思われます。(って、湧き水という…

「季節風」2014年秋号(120)

本号では、「『ただの紙』の力」として、『七夕の月』(佐々木ひとみ)の書評を書かせていただいています。 投稿作品では、 「白い地図をだきしめて」(森くま堂)……姉の結婚相手を認めたくなくて、すねていた主人公が、口から出る言葉が全て大阪弁になって…

ひまわりの種

友人のアーティスト広田美穂さんが送ってくださいました。広田さんは先日大島でのイベントで、この種というか種の形のしおりのようなものを何百枚も作成し、アートにしました。現代アートですね。 こんな感じだったそうです。 展示してあるのは、旧小学校の…

フォトデラックスで加工2

この写真を、電線を削除し、棗の実をたわわにしてみました。 ジャーン。 ちょっと雑なところもありますが……。というか、写真やその加工を得意としてらっしゃる方からみたら、きっと子どものお遊びですね。

優柔不断

だなあと思います。いや、いろいろとね。 即断せずに、「考えさせてください」と言えばいいんだなと反省しきり。体調に波があるんだということも考えないとね。具体的な話でなくて、すみません。 野ぶどう と、ここまで書いて、おかしな電話でもあったのかな…

つばさ賞授賞式

18日、神楽坂の日本出版クラブ会館にて、創作コンクールつばさ賞の授賞式が行われ、出かけてきました。 他の受賞者の皆さま、選考委員の先生、児童文芸家協会のみなさま、編集者さま、他にも大勢の方のご列席のもと、粛々と、そしてあたたかく会が行われ…

棗(なつめ)の実

子どもの頃、育った家には、この棗の木がありました。あまり味のないりんごのような味(って…)決しておいしいというものではないのですが、懐かしいです。これは、東京の家から駅まで歩く間にあるお宅の木です。 バケツに一杯とって、結局そんなには食べる…

晩秋

季節はだいたい3つに分けられています。秋だと初秋、中秋、晩秋。稲刈りが終わると、一気に晩秋になりますね。11月の始めには立冬なのですもの。 林檎の季節もそろそろ。 (この写真は半月ほど前。今はもっと赤いことでしょう)

穭田(ひつじだ)

刈り取りの終わった田から、またこうして青い稲が出てくることがあります。その姿を穭(ひつじ)、そういう田を穭田(ひつじだ)といいます。が、これは東京の近所の田。岩手のうちの田んぼは、稲刈り後、早めに田打ちをしてしまうので、こういう状態にはな…

フォトデラックスで加工

少し前に、稲刈りの記事で、車のナンバーを消すのに試行錯誤をしましたが、その後、少し慣れました。 スカイツリーのソラカラちゃん 左下にばっちりと女の子の顔が映っていたのですが、自然に消えているでしょう? やればできるものです。(また忘れるかもし…

コマーシャル

秋田岩手と東京の行き来をしていて、テレビのコマーシャルに見入ってしまうことがあります。東北では、9月からもう「寒冷地仕様エアコン」(杏さんが冬仕様で)や「スパイクタイヤ」のコマーシャルががんがんと流れていましたが、東京では見かけない。 東北…

鯉に食パン

台風一過。朝から強い日差しが射し込んでいます。がっちり落ち葉掃きをしなくては。 東京の家に一番近い神社、小さな上田天満宮。その近くの用水にこうしてわんさと鯉がいます。毎週土日、だいたい食パンを一斤、ちぎってあげるのが習慣のようになっていて。…

野菜の力2ー穂紫蘇

岩手の畑に紫蘇が生えています。(毎年落ち穂からあちこちに出てきます)今は穂の時期。 そこで今年紫蘇の穂で振りかけもどきをつくってみました。ごしごしとしごいたものをまとめて5分くらい茹でこぼします。 ひとつは、かつお節をまぜて炒って、醤油味で…

「童子」2014/10月号

今号では、珠玉として、 供へある小玉西瓜や汗かいて あぶみ を選んでいただいています。珠玉は、辻桃子主宰が全投句から選んでくださるもので、自分的にはとっても光栄。なにげない句なのに、こうして大きく掲載され主宰の鑑賞文がつくと、作ったときよりい…

取り合わせ

俳句には、一物仕立てと、取り合わせという分類の仕方があります。 秋風や模様のちがふ皿ふたつ 原 石鼎 この秋風の部分が別のものを持ってきても、形としては成り立つもの。秋雨や~とかね。(でも、秋雨よりは、やっぱり秋風のほうがいいのですよ)で、こ…

稲屑火(いなしび)

刈り入れの終わった田では、よくこうして稲屑を焼いていますが、それを稲屑火(いなしび)と言うのだそうです。名前がつくと、なんでもない光景がちょっと違って見えるような気がします。 稲屑火や白河あたりにて暮れて 中 小雪 (『いちばんわかりやすい歳…

鍵に鉛筆

昨夜の皆既月食は、雲に隠れがちではありましたが、見ることができました。よかったー。(あ、私は今東京です。岩手は、きっとばっちりだったでしょう) さて。 最近岩手の家の玄関の鍵がどうもしぶくなっていたんです。ぐいぐいっとやらないと開かない。そ…

野菜の力

東京から岩手に来るとき、新幹線の中ほとんど寝ていました。どうも元気がなかったです。 でも岩手に来て、畑の隅にほそぼそと植えていたアスパラ菜やプチトマトや、伸び放題のカボチャや、細ネギや、ちょびっとだけ出てきたほうれん草やらを採って食べたら、…

稲刈り終了しました

Kさんご夫妻それに息子さんも加わって、4日、台風が来る前に、機械での稲刈りをガーッとやってくださいました。 うしろは新幹線の高架 私は、田んぼから稲刈り機が出たら、そこを掃除するだけ。ありがとうございました。 またたくまに脱穀 稲屑の残る刈田…

後の月(のちのつき)

本日は、陰暦9月13日。十三夜です。後の月ともいいます。陰暦八月十五日は、十五夜ですが、ほぼ一カ月後、満月にちょっと満たない月を愛でるのが、この日。樋口一葉にも『十三夜』という小説がありましたが、あれは横暴な夫に愛想をつかし実家に帰ろうと…

すまっこ刈り

なにしろ、農家の集大成ですから。気持ちのいいものです。昨日私はおじさんとすまっこ刈(田の四隅)をして、きょう、明日とあとはKさんご夫妻にゆだねます。 稲刈り前 午前中すまっこ刈をして、お昼の休憩になったのですが、うちに食べるものが何もなく、…

「春の庭」柴崎友香(文藝春秋)

芥川賞受賞作です。もう単行本化されているようですが、雑誌で読みました。なので、まずは選考委員の選評から。 ◎川上弘美 不穏さが満ちていて、その不穏さはこの作者にはいつもたゆたっていたものではありますが、たくらみを凝らして見せよう、というものを…

眠る前のストレッチ

寝る前に充分ストレッチをすると、質のいい眠りを得ることができるのだそうです。やり方はいろいろあるのでしょうが、私は以前気功師のSさん(今年亡くなられましたが)に教わったものを中心に、やっています。って、ついつい忘れたりしてちゃんと毎日して…

体調は落ち着いています

所属している「季節風」の大会が近づいてきました。私は昨年やらせていただいた世話人を今年辞退し、出席を見合わせています。体調に不安があり、ご迷惑をおかけしてはいけないということと、出席を決めていれば、無理をして、その結果あとからドンと来るの…

スカイツリー日和

行ってきました。 真下から見て。ジャーン! 友人のご招待♪ (無料←ここが嬉しい)で、ウキウキと。長蛇の列を尻目にすいすいと(ここも嬉しい) スカイツリー日和といいたくなりたいほどいいお天気、景色バッチリでした。ただ富士山など、遠方の山は霞んで…