おおぎやなぎちか、書きます! 

児童文学・俳句・日々を大切に

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アルファベット表記

4月発売予定の本のカバーには、作者名で小さく、アルファベット表記も出していただいています。 Chika Oogiyanagi (この本のカバーイラスト、すっごくいいんですよ。チラ見せ) 編集さんからOHGIYANAGI に直しますか? と聞かれ、このままにとお願いしまし…

みちのく児童文学リレー(tbc東北放送)

tbc東北ラジオ放送「gogoはみみこいラジオな気分」の「みちのく児童文学リレー」コーナー、続いています。もしかしたら、3年くらいやってる? 把握してなくて、すみません。 佐々木ひとみ、野泉マヤ、堀米薫、そして私が隔週火曜日、午後1時45分~2…

剪定~種浸など

歩いていたら、公園の横の木が剪定されていました。 剪定・・春の季語です。 同じように枝を伐っても、季節によって、春は剪定、夏は「枝払い」。枝を払って風通しをよくするのです。秋は「庭手入れ」「松手入れ」など。冬は「枝打ち」になります。枝打ちは…

ウクライナ侵攻1年

先日で、ロシアがウクライナに侵攻して1年でした。 プーチン大統領にとって、これが正義なのでしょうか。 核の存在のちらつかせはおぞましいばかりです。 ウクライナの街が破壊される様子を、私達はテレビで観ています。 このようなことが地球という一つの…

苦しいときこそ、がんばりどころ

木の芽もがんばってます。 先日は、地域の昔の地名のことなどの話を聞いてきました。 その先生のお一人が、10年くらい前に、古文書講座でお世話になった方でした。あれは、おもしろかった。続けたかったけど、片手間ではできないのと、いろいろ忙しくて、…

天皇誕生日

本日は、天皇誕生日。 私の世代だと、4月29日が長かったので、ぴんときませんが。 先日7歳に、「天皇って、なに?」と問われ、うまく答えられませんでした。 えらい人、というのもなんだし、日本の象徴なんですが、じゃあ、象徴って何? とくるのが予想…

新刊『おはようの声』の見本が届きました。

実物、感激です。 紙の手触りとってもいい。 裏とくっつけると、 カバーを開くと、 くまおり純さんのイラスト、中嶋香織さんの装丁、すばらしいです。 改めて読んでみると、 うん、せつない。

『物語のゆりかご』第3号(岩手児童文学の会)

みちのく童話賞の活動でご一緒している、ちばるりこさんと田沢五月さんにいただきました。 ちばさんが、会長です。 同人誌としては、第3号ですが、会の歴史は古いです。 なにしろ今号には、5人の会員の追悼の文があります。その中のお一人は90才。長く、…

『ぼくんちの震災日記』佐々木ひとみ作・本郷けいこ絵(新日本出版社)

仙台在住佐々木ひとみさんの新刊です。 河北新報夕刊に「がんづきジャンケン」として連載していたものの書籍化。 東日本大震災から一週間の4人家族の物語です。沿岸部の被害状況は、もちろん誰もが承知のことですが、あの日、そしてあの日、仙台市内にいて…

未来屋書店多賀城店様 ありがとうございました。

未来屋書店多賀城店様が本日をもって、閉店となります。 本当に残念です。 『アテルイ 坂上田村麻呂』(くもん出版)発売当時、この大展開をしてくださいました。アテルイとゆかりの地としての応援でしたが、なんと嬉しかったことか! また昨年夏にはご訪問…

鷺~朝ドラ

民家の上の鷺です。 朝ドラで、主人公の恋の相手貴志が短歌の賞(明らかに角川短歌賞的)を受賞して、それを出版したいという編集者が現れるというやりとり、興味深く観ていました。編集者の名前が、リュー北条。えー、そんな名前でやってる編集者さん聞いた…

確定申告終わりました。~「荒地の家族」

おととしは、初の電子申告。昨年は、カードリーダーを使っての申告(マイナンバー)。そのためにカードリーダー、5000円くらいのを買ったのに、今年はそれが不要。スマホでスキャンしてという手順でした。もし私がスマホに切り替えてなかったら、電子申…

俳句と童話優秀作品発表~未来屋書店多摩平の森店

未来屋書店多摩平の森店さんで、募集していた俳句と童話の優秀賞を発表、展示が開始になりました。 俳句の応募は、75句。 童話は2編でした。感激! 童話は少なかったけど、どちらもよかった! 俳句は、もっと選びたかった。 店長さんも感激してらして、全…

涅槃会

陰暦2月15日は、お釈迦様が亡くなられた日です。陰暦なので、実際には一ヶ月ほどずれているのですが、お寺さんでは、きょう涅槃会の法要をするところが多いようです。 そして、だいたいこの時期、涅槃図が公開されます。 ということを思いだして行ってき…

『海よ光れ! 3・11被災者を励ました学校新聞』田沢五月(国土社)

もうすぐまた3、11が来ます。 トルコの地震の映像を見るたびに、東日本大震災を思いだしています。 この本は、岩手県在住の田沢五月さんが、ふるさとに近い大沢小学校の皆さんの活動を記録したものです。 冒頭、海で育つ子ども達の頼もしい姿が描写されま…

春になれば~蛇穴を出る 『ヘビくんブランコくん』

春の季語に、啓蟄や「蛇穴を出る」があります。 啓蟄が3月始め。蛇穴を出るは、春分のころでしょうか。まだ少し先ですが、先日は散歩してたらテントウムシがいましたよ。季語としては、蟻穴を出るなんていうのもあり、立春後に初めて鳴る雷を「虫出しの雷(…

斑雪(はだれゆき)・雪間・雪の隙

春の雪にちなんだ季語に、斑雪というのもありました。こんなふうに地面がところどころ出ている状態です。雪の隙と書いて、「雪のひま」という言葉もあります。「雪間」(ゆきま)も同じです。 雪に焦点を当てると斑雪。地面に焦点を当てると、雪の隙というと…

インボイス制度と電子帳簿

雪でしたね。 木に雪が積もる姿、好きです。でも、これがずっと一冬続く地域は、大変です。 でもきょうは、ずっと日が出ているようですので、解けるでしょう。 雪解け、春の雪、雪の果、涅槃雪 などで、俳句作りたいところです(15日投句締め切りです)。 …

ますむらひろし『銀河鉄道の夜』~八王子夢美術館

中は撮影禁止でしたので、入口だけ。 ますむらひろしさんの『アタゴオル物語』、私豪華版を3冊もっております。 そして、宮沢賢治の作品を、猫の主人公の姿で描くというチャレンジを続けてらっしゃいます。 まだ完結してませんが、『銀河鉄道の夜』の原画、…

新刊の書影が出ました~『おはようの声』

今月28日発売です。 秋田市が舞台。3年生のゆっこは、となりの家のエリちゃんを姉のように慕い、あこがれています。 エリちゃんちにお泊りをしたり。 ゆっこの兄、エリちゃんの弟ヒロくんとかまくらを作ったり。 でも・・・。 戦うプリンセスをめざす。 …

爪が・・

足の親指が巻き爪になり、大騒ぎしたのは昨年12月。こちらは、もう少しで治癒に至りそうです。 でも、手の爪が・・。 割れやすくなっています。今右手の人差し指と中指の先が割れてしまっています。 以前年配の方が、年を取ると割れやすくなるのでマネキュ…

未来屋書店多摩平の森店~童話と俳句の募集終わりました。

一月末で、募集を締め切りました。 俳句は、78句(一人2句まで) 童話は2編の応募がありました。 現在選考を済ませ、店頭への発表の仕方を、店長さんとご相談する予定です。 手書きの小学生らしき文字、とてもいいので、このまま全部、掲示したい! と思…

『だれもみえない教室で』工藤純子(講談社)

このところ、学校を舞台に、誠実な作品を立て続けに出されている工藤純子さんの新刊です。 冒頭、放課後で起きた事件。仲が良かったはずの男子グループの一人颯人が、その場にいなかった清也のランドセルに金魚のエサを入れます。 「それ、持ってこいよ」「…

地域の商店街

通行人のお顔が写らないような瞬間をと思うので、ちょっと閑散とした感じですが、ほんとはもっとにぎわっています。 仙川駅近くの商店街です。先週は娘の家にいたので、こちらにも寄りました。 この近くの仙川食堂というお店でランチをしました。店名だけだ…

尊い言葉~児童文学作家加藤純子さんのブログから

児童文学作家、加藤純子さん(日本児童文学者協会副理事)のブログに毎日お邪魔してますが、先日心に響く言葉が書かれていて、じんとなりました。 たくさんの後輩にとって指針のある言葉を投げかけていらっしゃる方なので、さすがです。 ぜひ、お読みくださ…

富士山は尊い

冬の散歩の楽しみは、富士山。 富士山が見えると、気持ちがいい。 朝焼けの富士山です。拡大すると・・ 登山道の跡がジグザグに見えます。 若くて元気なときに、登っておけばよかった。 10代のころ、秋田の山をクラブ活動などで、登った経験がありますが、…

『家守神③金色の爪と七不思議』書評(森くま堂)から抜粋

「季節風」に書いていただいた森くま堂さんの書評を少し抜粋させていただきます。 強いうねりで読者をぐんぐん引きつけながら、真実のテーマは実に「見えること、見えないこと」なのだ。 自分の中のモヤモヤしたもの、燃えたぎるもの、あるいは他者のそれを…

『ヘビくんブランコくん』書評~こどもの本棚

「こどもの本棚 ゆっくりほっこり ものがたりの時間」特集で、ほそえさちよさんが、『ヘビくんブランコくん』をご紹介くださいました。ありがとうございます。 アリス館HPから試し読みもできます。よろしくお願いいたします。 昨年出版の『ヘビくんブラン…