2017-01-01から1年間の記事一覧
季語に「数え日」というのがあります。今年ももう何日で終わり、と数えるようになる時期のこと。 まさに、あと3日で今年も終わります。 よい一年でした。 6月に、さ・え・ら書房さんから、共著『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』が出…
地域限定の新聞ですが、コンパクトながら、丁寧にご紹介くださいました。ありがとうございます。
児童文学の合評会の二次会、いや、三次会でしたか……で、句会が始まりました。初句会という方も多く、闇に消えるにはもったいないので、記録しておきますね。 前回の句会の様子は、こちら。 私は、自分からは句会をしようと言いません。でも、前回も今回も、…
・『こちらあみ子』今村夏子 書肆侃侃房 ・『あひる』今村夏子 今村夏子さんの『星の子』が、未読です。芥川賞候補になり、野間文芸新人賞を受賞。まだこの3冊しか出していないのに、恐るべしです。とくに『こちらあみ子』は、児童文学ではない子どもが主人…
もぎたてフルーツ工房「土里夢」宮城県栗原にあります。 私は日野市に住んでいるのですが、13年前に引っ越してきて、図書館が充実していることに驚き、そして嬉しくてたまりませんでした。 利用しているうちに、じょじょに職員の方とも話しをするようにな…
11月26日の秋田さきがけ新聞の新刊案内に、『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』(さ・え・ら書房)が紹介されました。 6月に発売になり、まだ半年たっていませんが、すぐに重版となり、来年2月には、続編が出ます。本が売れない時…
11月18日(土) 国分寺市の「ぶんぶんウォーク」がありました。いろいろなお店が企画をしたりするお祭りのような催し。天気予報が悪かったため、スタンプラリーは中止になりましたが、ブックタウンフェスタは、予定通り、国分寺本多公民館にて行われまし…
先日、書き手が集まった時に、出た話題です。 本を購入すると、中に、出版社宛の葉書が入っています。 読んだ感想をぜひ書いて送ってください。売り上げだけではなく、読者の声として、喜ばれます! 「続編を」「この作者の別の本も読みたい」などあると、次…
りんさんは、数年前、『薔薇一輪』という初句集を上梓された。そのときすでに九十歳をとうに過ぎていたが、その句のすばらしさに、皆をうならせた。若い時から、「河」で、角川源義さんに師事され、こつこつと俳句をなさっていたが、句集を出すという華々し…
このたび、10刷になったというお知らせをいただきました。 初版は、2013年です。そのときに書いたブログに、内容や他の豪華執筆者さんのことをあげています。見ると、増刷になった5刷りになったと、その都度喜んでいますが、とうとう二桁に! PHPの営…
「年賀状」は、今年の優秀賞受賞作品です。 牧康子さんは、「童子」同人。長年出版社にお勤めし、雑誌や書籍の編集をされていましたが、定年後、小説やエッセイを書き、昨年は近松文学賞で最優秀賞をご受賞されています。また『繭の部屋』(主婦の友社)と著…
先日は、北見に雪のニュース。あ、紅子さんのところだと思いました。 音羽紅子さんは、北見在住の若手俳人です。 若手ながら、すでに「ゆきしづく」という雑誌を主宰していらっしゃるし、伝統俳句協会の会員で、新人賞の候補にも何度もなっているという実力…
11月18日(土) 東京都国分寺市本多公民館でブックタウンフェスティバルが開催されます。 ごらんのように、「書店ガールコーナー」、「本で遊ぶ」など、いろいろな企画がある中で、『なみきビブリオバトル・ストーリー』(さ・え・ら書房)の作者4人+さ…
『あぐり☆サイエンスクラブ春ーまさかの田んぼクラブ!?』、『あぐり☆サイエンスクラブー夏合宿が待っている!』に続く第三巻、最終巻が発売になりました。 よくわからないまま〈あぐり☆サイエンスクラブ〉に入った学たちは、春に田植えを体験し(その前の…
10月10日のベルマーク新聞の「読んでみたい本」に、『なみきビブリオバトル・ストーリー』(さ・え・ら書房)と、『オオカミのお札(一)(二)(三)』(くもん出版)を取り上げていただいております。書いてくださったのは、児童文学評論家藤田のぼる…
「童子」各地にある句会が、次々と合同句集を出していますが、習志野句会では、とうとうⅡ号ができました。 母老いて三姉妹老い谷崎忌 辻 桃子 伯父ずらし伯母を納めて冬の墓 安部元気 買初や浅草橋で日めくりを 薗部庚申 風入れて創刊号のかく薄き たなか迪…
先週ですが、秋田の由利本荘の牧場で、お馬さんに乗ってきました。 写真は、一緒に行った友人です。 あいにく、お天気がいまいちでしたが、うっすら雪をかぶった鳥海山を見ながら、30分。 最初は緊張しましたが、後半はお兄さんに見守られながら、歩くこと…
今年は天候不順で、稲刈りが遅く、10月中旬でも半分くらいの田はまだ、刈られずに残っていました。 この景色、好き。 リンゴはそろそろ収穫 イチジクは、ぞくぞく熟して 7年前に伐った柿の木が、2メートルくらいにまでまた伸びているのですが、初めて実…
埼玉の三峯神社は、オオカミ信仰で有名で、東北にも、この神社の派生したお宮があることは聞いていたのですが、平泉にもあると知り、訪れました。(一週間ほど前) だーれも、いません。 お社があって、その奥に段が続いています。おそらく山頂まで登ることが…
6月に発売になった『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』(さ・え・ら書房)。重版のお知らせをいただきました。半年たたずに重版とは、嬉しい限りです。 皆様、どうもありがとうございました!! 今月末には、八王子の小学校のビブリオバ…
奥州平泉には、何度か行っているのですが、ここ、義経が果てた高舘には、実は行ったことがなく・・・。今回、初めて訪れました。 東に北上川を臨み、北には衣川(見えないけど、すぐ)が流れています。 北上川 芭蕉は、ここで「夏草や兵共が夢の跡」を詠んだ…
安部元気「童子」副主宰が、第四句集をご上梓されました。 隠岐は、元気さんが幼年~少年時代を過ごした島です。「童子」では、何度か吟行をしていますが、私も一度行きました。 遠かった。 かつて後鳥羽上皇も流された、流刑の地である隠岐は、北前船の寄港…
とてもいい記事を書いていただき、感謝しています。 とりとめなく、いろいろ喋った事を、こんなにもうまくまとめてくださって! さすがですね。 これを読んで、本を買ってくださる方がいらっしゃるといいなあと、思います。 本当に、いろいろな方に支えられ…
昨年、青梅御嶽山に登り、お札とともにいただいてきたステッカーがありました。15㎝ほどのコンパクトなものです。さて、どこに貼ろうかなと考え、 自分用セットの第一巻『カヨが聞いた声ー江戸時代』の見返しに貼りました。表紙のタイトルになっているお札…
『オオカミのお札』シリーズ(一~三) 秋田市の加賀谷書店さんのHP で、「イチオシ!」としてご紹介いただいています。 子どもの頃には、しょっちゅう行って、本を買っていた書店さんです。父のつけもきいたし(笑)。 大型店の進出で、地元の書店は大変…
俳句は座の文芸であるということについて、「童子」9月号で、辻桃子主宰が言及していて、(そう、そうなの!)と嬉しくなりました。文学というものに対してどう向き合うのかという根源的なことにつながります。 このブログを始める際に、「童子」に発表され…
『オオカミのお札』(くもん出版)を書くにいたるまで、当然いろいろ出かけたり、読んだりしています。 その大もとは、各巻にも出てくる青梅御嶽山(みたけさん)の大口真神社です。そのオオカミ信仰が、御嶽山を源流となってる多摩川流域に川崎あたりまで広…
2巻 正次 2巻の正次のモデルは、父です。 太郎、次郎という双子の兄弟の弟で、兄の太郎さんは、フィリピンルソン島で戦死しています。正次は、戦時中に子どもという設定にしていますが、父達は、実際には、出征している。つまり正次の父と弟にも、お置き換…
実は、ブックデザインという分野、とても興味があるのです。 デザイナーさんの名前が出る場合と出ない場合がありますね。『オオカミのお札』には、出ていません。 でも、いらっしゃるんです。とても感謝しています。 いいなあーと思うのです。 タイトルをで…
まだ楓は緑色で、 林檎はほんのりと色づいています 蒲 紫陽花は立ち枯れかけ 花野? 滞在中、必ず一度は行く、ポイント。北上川を望んで。 *SDカードに保存している写真を、あとから探すのが大変なので、ここで整理。防備録です。自分の創作にとって、こ…