2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「桜は葉」とか、「梅は実に」とか、変化が季語となっているものがあります。が、「杏は実に」は聞いたことないです。上手に使えば、それが季語として定着するのでしょうが。 梅みたい じーっと目をこらしていると、徐々に見えてきます。 きょうは、出版パー…
ベジブロスとは、捨てられるような野菜の屑を煮込んで作った出しだそうです。 そう、夕飯を作っていると、野菜屑がたくさん出ます。私、最近はそれを小さな鍋で煮て、料理の最中、あるいは料理が終わってから飲んでるのですよ。味などつけず、そのままです。…
出かけるときには、カメラを忘れないようにして、これという場面を撮っています。が、俳句の吟行のときは、やっぱりカメラ持たない方がいいのかなあ。 というのも、句会では、5句出して、それを主宰(副主宰)の添削を受けるのですが、うちの結社の場合、特…
物語の中で、数字を使うとき、1,2,3より 漢字の一、二、三を使う方が普通です。 生徒が5人いた。ではなく、生徒が五人いた。1組ではなく一組。 3時だ。ではなく三時だ。 縦書きだからというのも、理由のひとつでしょう。 でも、これを平仮名にしたい…
戦争体験をされた方達が、声をふりしぼってらっしゃいます。戦争を知らない世代の私達もまた、それを引き継いでいかなくてはなりません。ふとチラシを見ていて、呼びかけ人代表となっている松谷みよ子さんや古田足日さんが、すでにお亡くなりになられている…
このところけんくわもせずに蜆汁 あぶみ (『だだすこ』) 喧嘩を旧かなで書くと、「けんくわ」。なんか、たいした喧嘩じゃない気がしますね。そう。喧嘩もエネルギーの必要なこと。とんと、そのエネルギーはなくなっている……かな。 豆の花
大分前のことですが、小石川後楽園に吟行に行ったとき、65才以上だと入園料が半額という線引きがあったので、私はそのとき、「65才以上の方は、何人でしょう」と数えようとしたのです。するとある方に、「あぶみさん以外全員だよ」と言われ、愕然。そう…
吟行で行って来ました。国立の駅から、バスで矢川方面へ行ったところです。 時節柄、鎧が飾られ、鯉のぼりが立てられていました。周囲は、縄文から中世にかけてのいろいろなものが発掘されている地域。さまざまな木々や野草も見られ、散策にとてもいい場所で…
家の外回りをやる季節になってきました。草取りは、今くらいならまだそんなに疲れません。 二階ベランダを下からながめた部分が、一部腐ったようになっているのを発見。素人でメンテナンスができる程度ではないようです。うちのまわりには、木が多く、雨樋に…
今回、投稿作品の掲載はなし! という厳しい結果でした。これは、「季節風」始まって以来とのこと。編集委員のみなさんの苦渋の決断と、固い意志が伝わってきます。 ある方の作品評に、代表あさのあつこさんが書かれている言葉にはっとさせられました。どん…
1~5巻 漫画大賞を受賞したこの作品、大人買いしました。ああー、おもしろかったよー、よかったよー。じわっときましたよ。一度通して読んで、ところどころ、また読んで、また読んで。読んでないときも、頭の中に画像が浮かんで、台詞が浮かんで。実際の日…
お天気がよかったので、中央本線に乗って、ヤマナシを見に行って来ました。猿橋駅で下りて、駅前の木を見て写真を撮って帰るというだけの旅です。 うん、満開! 花の付き方は、桜に似ています。(軸のようなものがある。桜より長い) 木が一本しかなくても…
これ、きらん草、別名「地獄の釜の蓋」だと、思うのですが、野草に詳しい方、いらっしゃいませんか? この島に生ふや地獄の釜の蓋 川口未来 もう20年以上も前に、初めて句会というところに出かけたとき、この句が廻ってきて、さっぱり意味がわからなかった…
いつもの散歩コースのお宅の庭に見つけました。たぶん、ヤマナシだと思うのですけど。実が成っているのは、見た記憶はないのですよ。観察、観察。 これは、カリンの花 ピントが花に合ってないなあ。毎年、落ちている実をいただいている木です。 実が成る花た…
桜は、散ってもなお、「残花」として、楽しませてくれます。これが、立夏をすぎて残っていた場合、「余花」となる。という言葉の使い分けも日本語ならでは。 俎を長く大事に余花の家 あぶみ (『だだすこ』) ぱらと打つ余花のでんでん太鼓かな (『だだすこ…
今月号では、 牛舎から豚舎へ抜けて春休 あぶみ 「童子俳枕」相原高校の項で、取り上げていただきました。他に、 産院を出るや御降りちらちらと あぶみ 他5句を発表しています。 初復習そこに切なさまう少し 井ヶ田杞夏 いい句だなあ。初復習は、「はつざ…
このたび、6刷りになったとのご連絡をいただきました。 ありがたいことです。しかし、このタイトル、いつまでたっても正確に覚えられないのですよ。「頭がよくなる10の力を伸ばす50のお話」だっけ? とか、話の前に「お」はついたっけ? とか「頭のよさ…
先日、日本経済新聞に、若手俳人の神野紗希さんがエッセイを書いてらっしゃいました。その冒頭に季語クイズがあったので、それを転載させていただきます。 次の中で、春の季語はどれか? 1婚活 2就活 3独活 4学活 さて、ここに訪れてくださっている俳人…
先日、一太郎にワードの文章をコピペしたとき、書式が思うようにならないということを書いたところ、「私も一太郎派」のお二人がメールをくださいました。 Hさんは、ワードの文章を一度テキストファイルでウインドウズのメモ帳にコピーし、それを一太郎に貼…
3月いっぱいで、クロネコヤマトのメール便がなくなってしまいました。本や原稿を送ることが多い私にとっては、困った事態です。 さっそく、拙句集『だだすこ』を送るにあたり、どうしようかと調べました。書籍ならゆうメールかなと思い、郵便局に行き、「こ…
大分前ですが、東京駅での待ち合わせで、銀の鈴と言われて、「銀の鈴、どこにあるかわかりません」と別にしていただいたことがありました。もう何十年も東京駅を使っているのに、見たことがなかったのです。 でも、先日発見。そうか、八重洲口に近いのですね…
里の桜が散り始めた過日、ヤマナシの花はどうなっているかな? と思い立ち、出かけてきました。ぶらり一人旅です。 猿橋駅前は、桜満開。そして、ヤマナシは、小さな葉っぱと、つぼみがたくさんついていました。遠見には、花が咲き始めているというより葉っ…
児童文芸家協会の年間賞が、発表されました。協会賞は、「季節風」同人のいとうみくさん、『空へ』(小峰書店)です! これは、すごいことです。『空へ』は、私も読んで、なんていい作品だろうと思っていたのです。選考委員の石崎洋司先生が絶賛されているお…
先日ファイルの管理が……という記事を書きました。 大事なファイルが見あたらなくなり、必死にさがしたら、見つかったのですが、ワードのファイルでした。私は日頃一太郎で原稿を書いているのですが、どなたかにメールで送る場合は、ワードに変換して送ります…
国立在住「童子」同人Kさんが、昨年に引き続き、ご自宅に招いてくださいました。国立は、桜満開!! まさに、花の宴です。 15,6人が食するものを用意してくださるのですから、大変なこと。(少しはお手伝いしましたよ。イチゴのヘタを取るとか、テーブ…
1月いっぱいは、庭に穴を掘って、生ゴミを捨てていました。 と、そこからブロッコリーが出てきています。捨てた茎から芽が出たのでしょう。ジャガイモの皮から芽が出て、葉が伸びることはよくあるのですが、ブロッコリーは初めてです。 ちっちゃなのが2つ…
二日目は、快晴。ホテルのバスで、吉永小百合の映画になったという岬へ行き、磯遊び。(磯遊びは、春の季語) 金谷港へ行きました。そして、午後句会。 帰路。アクアラインから見た夕日 2日間で、30人×11句(プラス夜の袋廻しの100句)。似た句もた…
かつて、虚子が若い弟子達を集めて稽古会を行っていたという、千葉県君津市鹿野山に行ってきました。ここ、神野寺には、虚子の歯が埋められている「歯」があります。 歯 明易や花鳥諷詠南無阿弥陀 虚子 の句が刻まれているのですが、見えませんね。 虚子は…